不安は性格?全般性不安症について現役精神科医が解説
大きな仕事の前に不安が襲ってきて寝られない。
今日の失敗した出来事を思い返し、今後のことが心配で落ち着かなくなる。
あなたもきっとそんな不安な夜を過ごしたことがあるでしょう。
物事を失敗せず進めるためには不安も必要な感情であるという理屈はわかっても、それでも、自信満々、堂々と過ごしている人を見てあんなふうになりたいと憧れることも少なくないのではないでしょうか。
私たちは誰でも日常生活の中で不安や心配を感じますが、それが過剰になり、仕事や家事、学業などの日常生活に大きな支障をきたしている場合、その背景には「全般性不安障害(全般不安症)」という病気が隠れていることもあります。
今回は、全般性不安障害のメカニズムから治療法までを精神科専門医が詳しく解説していきます。
このレターでは、メンタルヘルスの話に興味がある、自分や大切な人が心の問題で悩んでいる、そんな人たちがわかりやすく正しい知識を得ていってもらえるよう、精神科専門医、公認心理師の藤野がゆるくお届けしていきます。有料会員になるとなんと80本以上の過去記事も全て読み放題。是非登録して読んでみてください。
そもそも全般性不安障害って?
さて、まずはじめに、ここまで「全般性不安障害」という言葉を使ってきましたが、実は全般性不安障害は最新の米国精神医学会の精神疾患の診断・統計マニュアル:DSM-5-TR(以下DSM-5-TR)では「全般不安症」と呼ばれています。ここではその基準に合わせ、以下「全般不安症」と表現し解説していきます。
ではその全般不安症とは一体どんな病気なのでしょうか
全般不安症の基本的な特徴は、仕事、学業、家族の健康、家計、子どもへの災難といった日常的な多数の出来事に対する「過剰な不安と心配」です。
同じ不安症群に含まれるパニック症が突然「激しい恐怖」に襲われる発作をきたすのに対し、全般不安症では特定の状況に限られない「自由に浮動する不安」が特徴です。
パニック症に興味がある方は以下の過去記事もご覧ください↓↓↓
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- 具体的にどんな症状が出るの?
- どんな人がなるの?
- いろんな病気と合併しやすい!
- どんな治療が行われるの?
- まとめ
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