被害者にも非がある?セカンドレイプはなぜ起こるのか精神科医・公認心理師が丸わかり解説
性被害やいじめは、被害にあったことを振り返り告白するという作業自体がとても苦しいものであることに加え「被害者にも落ち度があったのでは」「大袈裟に言っているのでは」などの声が上がるいわゆる二次被害、セカンドレイプを恐れて被害を届け出られない、訴え出られない方が多くいます。
親族や身の回りの知人に相談した時点でそのようなことを言われ心が折れてしまう方もいますし、医師や警察に相談することすら不安でできない方が多くいる中で、そんな人々に対してネット上ではなぜ二次的な加害がやまないのでしょうか。
被害者非難はなぜ起こるのか、そして「被害者にも非がある」というのは事実なのか。根本的帰属エラー、公正世界仮説など心理学の話をしながら解説してみます。なんだか難しそうに聞こえるかもしれませんが内容はとってもわかりやすく書いているので気楽に読んでみてください(//▽//)
なお、本記事は本来15日火曜に配信予定のものでしたが昨今のニュースを踏まえ、今読んで欲しい記事だと思ったので繰り上げて配信しました。週末に是非少しゆっくり読んでみて欲しいなと思います。
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