ポジティブになるにはどうしたらいい?精神科専門医が解説

「ポジティブになりたい」そう思っているのについついネガティブにぐるぐると同じことばかり考えてしまうあなたに向けて精神科専門医で公認心理師でもある藤野が解説してきます。
藤野 2026.01.06
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「先生ってポジティブですよね」

「どうやったらそんなにポジティブにいられるんですか?」

精神科医として取材を受けているとこんなことをよく言われます。

僕が取材で会った相手にわざわざネガティブな話や考え方を伝えていないだけ、という面ももちろんありますが確かにどちらかといえば私はポジティブな方なんだろうなと思います。

世界の見え方を決めているのは自分自身で、物事がどう見えるかというのは変えていくことができるという認知の話はこれまでにも散々してきましたが、

自分の認知や自動思考を見直し変えていくことはなかなか一朝一夕でできることでもありません。

なんとなくポジティブになろうと思っていても自動思考に目を向ける、認知について考えるというのはエネルギーがいることでなかなか実行できません。

そこで今回はポジティブを目指すとどんなことが起こるのかという話題を通し、新年、新しい自分を目指す動機づけにしてもらえたらと思います。

***

このレターでは、メンタルヘルスの話に興味がある、自分や大切な人が心の問題で悩んでいる、そんな人たちがわかりやすく正しい知識を得ていってもらえるよう、精神科専門医、公認心理師の藤野がゆるくお届けしていきます。有料会員になるとなんと50本以上の過去記事も全て読み放題。是非是非登録して読んでみてください

ポジティブな感情って一体なんだろう?

実はポジティブ感情についてはネガティブ感情よりも定義や分類がはっきりしていない研究が多いとされています。ポジティブな感情はネガティブな感情に比べ行動への動機づけが弱く、また感情が生じる状態や引き起こされる行動もどちらかというと落ち着いたものが多いためだと言われています。(つまり、怒りや恐怖などのネガティブな感情のように対外的に激しく行動を引き起こすものの方が研究されやすい。)

そのため本記事でもポジティブな感情に関して細かい定義をすることなく、いわゆる「喜び」「幸せ」「興味」「愛」などの代表的とされる加え、幅広く「希望」「尊敬」「誇り」などまで幅広く含んだポジティブ感情を念頭に話をしていきます。

さてそんなポジティブ感情を増やしていくとどんな良いことが起こるのでしょうか?

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続きは、2183文字あります。
  • 気分一致効果がつくる、思考のループ
  • ポジティブ感情は、健康にも関係する
  • ポジティブは、人を成長させる
  • やる気は、行動のあとからついてくる
  • まとめ

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