不登校は病気?親のせい?無理にでも行かせるべきってホント?
今月に入りネット上では不登校に関するニュースが立て続けに話題になりました。
板橋区が不登校支援事業を行う会社との連携に関するプレスリリースを出したものの、その会社が「不登校児本人と接触することなく、保護者へのカウンセリングで不登校問題を解決する」というサービスを行っていたことから「児童本人の困りごとを無視するのか」「本人の意思に反して無理矢理行かせることは逆効果ではないか」などの批判が相次ぎ、撤回される事態となりました。
またあるクリニックの紹介で「不登校は病気と診断」というなんとも誤解を生みそうなタイトル記事が流れ、こちらもネット上で物議を醸しました。
夏休みも終盤となり学校に対し不安な思いを抱える保護者の方、学生の方が多くいるこの時期だからこそ、不登校に関してぜひ知っておいてほしいことを書きました。メンタルヘルスにはあまり興味がないよという方も今回の記事だけは読んでもらえればと思います。文科省のデータを用いながら解説していきます。
・不登校ってそもそも何?
・多い?少ない?不登校の子供の数
・不登校は病気?
・不登校は親のせい?
・不登校だと将来が心配?
・無理矢理学校に行かせるべき?などなど
このレターでは、メンタルヘルスの話に興味がある、自分や大切な人が心の問題で悩んでいる、そんな人たちがわかりやすく正しい知識を得ていってもらえるよう、精神科専門医、公認心理師の藤野がゆるくお届けしていきます。是非是非登録して読んでみてください。